米どころならではの芸術!【わらアートまつり】が迫力満点!

稲わら

こんにちは。しゃまちーです。

まだまだ暑い日が続きますが暦の上ではもう秋。

食いしん坊揃いの我が家は秋と言えば「食欲の秋!」ということで、今朝も子ども達はご飯2膳を平らげていました。

しかし母としては芸術にも触れて欲しいということで、子ども達も楽しんでくれそうなアート作品が見られるイベントをご紹介します!

『わらアートまつり』とは?

『わらアートまつり』とはその名の通り、稲わらを用いたアート作品を制作・展示することで地域活性を目指す町イベントです。

出典:Wara Art | わらアートまつり(@wara.art) • Instagram写真と動画

これは2019年の作品。迫力がありますよね。

『わらアートまつり』のきっかけは?

開催場所となる新潟市西蒲区の旧岩室村が、交流のあった『武蔵野美術大学(東京都)』に相談し稲わらを用いてアート作品を作ったのがきっかけでした。

日本有数のコメ産地でもあることから、稲わらを活用したイベントを開催しようと考えたそうですよ。

2006年から始まったこのイベント。

初期の頃は毎年1作品を制作・展示していましたが、現在では数多くの作品が並び、新潟県内外だけではなく海外からも見に来る人達がいる程。

年々規模も大きくなっていったようで、2009年からは地域の特産品販売やアトラクションなどを披露する地域の一大イベントのひとつとなっているようです。

『わらアート』は誰が作っているの?

『わらアートまつり』に展示される作品はアート作品なのだから全て武蔵野美術大学の学生さんが作っているのかなと思いますよね。

しかし実際には学生さんと地域の人々が協力して制作されています。

学生たちは作品のモチーフやデザインを考え、それを基に西蒲区の職人が骨組みを組み上げます。また、作品に必要な稲わらは、区内の農家が収穫し、学生たちに提供しています。

にしかん【新潟市西蒲区】 (nishikan.org)より引用

ちなみに稲わらはそのままだとバラバラになってしまうため、制作には使用できません。

その稲わらを制作に使えるように加工する方法が伝統技法の『とば編み』。

生活様式の変化により失われつつある技法の一つだそうです。

慣れない稲わらの扱いに苦戦していた学生さん達に地元の方々が教えるということで、さらに交流が深まっていったのですね。

わらアート制作期間中は学生さん達が新潟市西蒲区に滞在しています。

そのため技術的なことはもちろんのこと、地元の方が郷土料理をふるまってくれることもあり、食を通じても交流を深めているそうですよ。

新潟市西蒲区はどんなところ?

『わらアートまつり』からちょっと話はそれますが、新潟市西蒲区のご紹介を。

新潟市西蒲区とは?

新潟市西蒲区は新潟市の南西に位置しており海、山、平野と自然豊かな地域です。

農業が盛んな地域でお米はもちろん、スイカ、メロン、大根なども特産品となっています。

また海水浴場や温泉、ワイナリーもあり、観光地としても有名です。

新潟市西蒲区のお勧めスポットは?

観光地としても有名な新潟市西蒲区のお勧めスポットを調べてみました。

弥彦神社

パワースポットとしても知られる弥彦神社は西蒲区にあります。

「おやひこさま」と呼ばれ親しまれるこの神社のスギやケヤキは樹齢400年を超えているそうで、いかにもご利益ありそうですよね。

また近くの弥彦山はロープウェイや車で行けるスカイラインがあるため頂上に行きやすく、人気スポットのひとつとなっています。

紅葉の時期に見る山頂からの景色は絶景なんだそうですよ。

新潟ワインコースト

西蒲区地域ではワイン作りも盛んに行われていて、5つのワイナリーが点在するエリアを『新潟ワインコースト』と呼んでいるそうです。

その中でも『カーブドッチ』はワイナリーの他にレストランや宿泊、温泉施設が併設されているリゾート施設となっています。

高級感あふれるこの施設は、日常を忘れられると言っても過言ではない程で県内外から癒しを求めてくる人が多いとか。

角田浜

海水浴場としても知られる角田浜。

角田岬から眺める日本海はもちろんのこと、越後七浦シーサイドラインをドライブしながら日本海を眺めるのも爽快ですよ。

天気の良い日に見ることが出来る、海に沈む夕日もロマンチックなんだとか。

岩室温泉

岩室温泉も日本有数の温泉街です。

「霊雁の湯」とも呼ばれる、開湯300余年の温泉街だそうで、弥彦神社にも近いことから参拝者が立ち寄る場所でもあるそうです。

昔ながらの風情がある場所で街歩きもお勧めなんですよ。

ちなみに『わらアート』発祥の地はこの岩室地区になります。

『わらアートまつり2023』の日程は?

少し話がそれてしまいましたが、『わらアートまつり2023』は8月27日(日)~10月31日(火)の間、上堰潟公園で開催されています。

出典:Wara Art | わらアートまつり(@wara.art) • Instagram写真と動画

今年のテーマは「越後の海」。

ということで、「トキ」、「タコ」、「イルカ」の3体が展示されています。

どんな作品になったのかは、新潟市西蒲区のサイトや『わらアートまつり』のInstagramに写真が掲載されています。

しかし、実際に見てほしいなという気持ちもあるのでここでは控えさせていただきますね。

同時開催のイベントはある?

この『わらアートまつり』の楽しみはアートだけにとどまりませんよ。

期間中には新潟市西蒲区の農産物やお菓子、手工芸品が販売される『西蒲市場』や獲れたての新米を味わえる『新米まつり』が予定されています。

西蒲市場

日程:2023年8月27日(日)~10月1日(日)の期間のうち土日祝のみ

時間:午前10:00 ~ 午後4:00

※出店予定についてはにしかん【新潟市西蒲区】 (nishikan.org)内、わらアートまつりのページをご確認ください。

新米まつり

日程:2023年10月7日(土)

時間:午前10:00 ~ 午後4:00

『わらアートまつり2023』まとめ

では最後にもう一度、イベント情報のまとめをご紹介します。

日時

2023年8月27日(日)~10月31日(火)

※『西蒲市場』は期間のうち土日祝のみ、午前10:00 ~ 午後4:00

※『新米まつり』は2023年10月7日(土) 午前10:00 ~ 午後4:00

会場

上堰潟公園(新潟市西蒲区松野尾1)

観光ついでに芸術も楽しめる『わらアートまつり』。

ぜひご家族で訪れてみてはいかがでしょうか。

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