こんにちは。しゃまちーです。
最近、肌寒い日が増えてきましたね。
我が家では鍋や煮物を作る日が多くなりました。
そして、お鍋に日本酒で温まりたいなと思う日も。
そんな中、写真の整理をしていたら、今年の3月に行った『にいがた酒の陣2023』の写真が見つかりました。
2024年も3月9日㈯、10日㈰に開催されることが決定した『にいがた酒の陣』。
コロナ後初の本陣再開となった2023年の様子を復習がてら、まとめてみました。
コロナ前後の相違点
まず、4年ぶりの本開催となった『にいがた酒の陣』の相違点をまとめてみました。
チケットがないと入場できなくなった
コロナ前の『にいがた酒の陣』は基本的に入場無料、試飲チケットを別途購入という形でした。
そのため子ども連れの家族も多く来場し、子どもはフードを、大人はお酒も楽しむという姿もよく見かけていました。
しかし今回は乳幼児を含む20歳未満の入場が不可。
子ども連れでは参加できなくなりました。
午前、午後の時間入替制になった
以前は一日中楽しむことが出来た『にいがた酒の陣』。
今回からは午前の部、午後の部に分かれて開催されることになりました。
しかも完全入替制のため、両方のチケットを持っていたとしても一度退出する必要があります。
指定座席チケットが登場した
これまでも座席のあるテーブルは用意されていましたが、全席自由でした。
今回は指定座席「あり」と「なし」の2種類のチケットを用意。
「指定座席あり」はテーブル+イス、「座席なし」はテーブルのみとなっていて、チケットの価格も違っていました。
記念おちょこの無料配布がなくなった
『にいがた酒の陣』の楽しみのひとつが記念おちょこ。
無料配布は先着順の数量限定なのですが、これが欲しくて朝早くから並ぶ人も多かったのだとか。
(とはいえ、おちょこは有料販売も行っていたらしく、記念に買う人も多かったそうですよ。)
ちなみに中止した2011年のおちょこがなぜあるのかと言うと、翌2012年参加時に配布されていたからです。
当時の受付の方の話によると、2012年版の配布が終了になったため2011年版を配布しているのだとか。
こっちの方がある意味貴重ですよね。
2023年は感染対策も兼ね、試飲カップは使い捨てのプラカップに変更。
1杯ごとに交換し、カップの使いまわしは出来ないようになっていました。
ちなみにコロナ前は受付で試飲チケットとおちょこを交換。
試飲時は、交換したおちょこにお酒を注いでもらう形で、基本的に同じおちょこを使いまわしていました。
(おちょこの無料配布分がなくなるとプラカップが配布されるのですが、そのプラカップも一日中使いまわします。)
もっとも、酒蔵さんでもプラカップは用意されていて、そのカップに試飲分を注いでくれることも多かったのですけどね。
にいがた酒の陣2023の様子
ここからは実際に私達が行った時の様子です。
入口と会場の様子
私達が行ったのは初日の午前の部。
開場の10時を少し過ぎていたのですが、人で賑わっています。
しかし人数を3000人に限定しているせいでしょうか、スムーズに列は進んでいました。
会場内に入るとコロナ前ほどではないにしろ、大勢の人が。
安全面に配慮してエスカレーターは利用できないようになっていました。
会場入ったすぐの所でカップホルダー(段ボール製)と和らぎ水(500ml)、ゴミ袋をもらいます。
案内チラシもゲットして、どれを試飲するか考えながら会場内を見て回りました。
余談ですが、試飲の提供方法は酒蔵さんによって異なっています。
上の写真のようにあらかじめお盆に並べてくれている所。
試飲したいものを聞いてから用意する所。
お盆に用意もしてあるけど、話しながら新たに用意してくれる所。
直接酒蔵さんのお話が聞けるのが酒の陣の醍醐味ですね。
にいがた酒の陣のフード
『にいがた酒の陣』ではお酒に合う食べ物も販売されています。
しかも、出店されているほどんどのお店が地元新潟でも有名なところばかり。
普段口にすることのない有名店であることに加え、種類も肉に魚にと豊富で迷いました。
そんな中で私達が食べた物をご紹介。
(左から)牡蠣のかんかん焼き、かにみそ、鮭とば
どれも日本酒によく合う乙な味です。
中華そば石黒の「極にぼ」。
新潟市内の人気ラーメン店の商品です。
竹徳かまぼこの「甘海老しんじょう」と「たまごしんじょう」。
こちらも老舗かまぼこ店ですね。
フード類はどれも美味しくて、ついついお酒が進んじゃいそうでした。
座席なしエリアの様子
私達が今回購入したチケットは座席なしチケットでした。
正直、テーブルが全部埋まっていたらどうしようかと不安でしたが、意外とすんなり場所が取れました。
しかも、皆さん目的が同じせいか、自然と譲り合う雰囲気もあって過ごしやすかったです。
イスがなく立ち飲み形式だったため、長居しづらかったというのもありますが…。
正直、イスに座りたくなる時もありましたが、自分がどのくらい酔っぱらっているのかは把握しやすかったので、これはこれでいいのかな~と。
にいがた酒の陣2023の良かった所と残念な所
形式が大きく変わった『にいがた酒の陣2023』。
変わって良かったなと思う所と残念に感じた所をお話しさせてください。
にいがた酒の陣2023の良かった所
まずは良かった所について。
人数制限のおかげで回りやすかった
にいがた酒の陣といえば、とにかく全国から酒好きが集まる大イベントのため、混雑も酷くカオス状態になることもありました。
そもそも大人数の中での移動が大変で、目的の酒蔵にたどり着くのも大変。
同行者とはぐれないようにするのも一苦労な状態でした。
そしてフード類を楽しもうとしてもテーブルに空きがないことが多く、ゆっくり楽しむことが難しかったですね。
しかし、2023年では人気の酒蔵の周りは人が多く大変な時もありましたが、テーブルには余裕があったので初めてフード類を楽しむことが出来ました。
時間が3時間限定になったため、悪酔いしにくかった
時間もこれまでの1日中ではなく、1回3時間の時間制限が出来ました。
試飲自体は基本的に数などの制限がなく飲み放題の状態なので、以前は1日中過ごすと気分が悪くなる人も。
にいがた酒の陣の検索ワードに「カオス」や「救急車」が出てくるのはこういう理由からです。
実際に私達も以前、飲み過ぎて具合が悪そうにしている人を多く見かけました…。
今回の3時間はちょっと短くも感じたのですが、ついつい試飲し過ぎて具合が悪くなっている人もあまり見かけませんでしたよ。
にいがた酒の陣2023の残念だった所
次は残念だった所についてです。
試飲の行列が分かりにくかった
スタッフの人数にも限りがあるので仕方がないと理解したいのですが、敢えて言わせてください。
人気の酒蔵さんは試飲にも行列が出来ていました。
それ自体はいいのですが、どの酒蔵のものなのかがちょっと分かりにくいかったり、最後尾が分かりずらかったのが残念でした。
またそういう酒蔵さんは販売の列を分けている場合もあったので、更に注意が必要に感じました。
そして残念なことに行列が出来てしまうと、どういう銘柄が置いてあるとか、有料試飲と無料試飲の区別も遠目からでは分からなくなってしまうのですね。
私達がとある酒蔵さんの行列に並んだ際のこと。
ようやく自分達の順番が回ってきてから無料試飲は1種類までで、2種類目からは有料になると知り、どの銘柄を試飲しようか迷う私…。
まだまだ後ろに行列が出来ている中での優柔不断は申し訳ない気持ちになったので、せめて有料無料の案内は遠くからでも分かるようになるといいのになと思いました。
何を試飲したのか忘れちゃう
これはこちらの準備不足なんですけれどね。
いくら人数制限がされているとはいえ、試飲に群がる人の多さといったら…。
さっと試飲カップを頂いて次へという感じだったので、自分が選んだ銘柄を控えることが出来なかったのです。
実は気に入ったお酒があったのですが、控えていなかったために見つけることが出来ず購入できませんでした…。(場所も忘れちゃったんですね…。)
酒蔵さんによっては、試飲したい銘柄をリストの中から選んで印を付けた紙を渡す形式にしている所もあって、その紙も一緒に渡してくれたので分かりやすかったです。
とある常連さんは付箋などでメモしている姿も見たので、次回は真似してみたいなと思いましたよ。
記念おちょこが有料のみになった
個人的に一番残念だったのが、記念おちょこの無料配布がなくなったこと。
「欲しいなら買えよ」って話なのでしょうが、受付で交換になるのが酒の陣に来た感じがして嬉しいんですよ。
おちょこの分チケット代が高くなってもいいので、ぜひ無料配布を復活させてほしいです。
今回の感想
コロナ後初の本陣再開ということで新しくなった『にいがた酒の陣』。
人数制限しているとは思えないほどの活気のある賑わいぶりでした。
残念な所があったのも事実ですが、概ね良い所の方が多かった印象です。
何よりお酒好きな人達が集まって、ほろ酔い気分でいい笑顔もたくさん見られたのが一番良かったかなと思いました。
私達もほろ酔い気分の浮かれた状態で新潟駅に向かった所、しらふの人達とのテンションの違いに気付いてちょっとだけ恥ずかしくなっちゃいましたが…。
それを含めて楽しい一日になりましたよ。
ぜひまた『にいがた酒の陣』へ行ってみたいです!
お読みいただきありがとうございます。
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