こんにちは。しゃまちーです。
先日、友人の職場で新潟のイタリアンは『みかづき派』か『フレンド派』かで盛り上がったそうです。
他県民であるその友人が久しぶりに食べたいと言っていたので、お取り寄せは出来ないものかと思い調べてみました。
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イタリアンとは、焼きそばの上にミートソースをかけ、生姜を添えたもので、新潟市発の『みかづき』と長岡市発の『フレンド』で販売されています。一見、濃い味のように思えますが、焼きそばはあっさりとした薄味で甘みのあるソースによく合う素朴な味わいです。
イタリアンの元祖である『みかづき』の特徴は、麺が太いことでこれは時間がたっても伸びにくい麺にしたいと試行錯誤した結果なのだそうです。また、生姜も“紅”ではなく“白”で、ソースの赤色を引き立てていますよね。
昭和30年代半ば、もともと甘味処だったお店に軽食を出したいと当時流行していたソース焼きそばをアレンジしたものが始まりとのこと。普通の焼きそばでは面白みがないと思った社長(現会長)が「ミートソースと粉チーズをかけて、フォークで食べる」というスパゲティ風でおしゃれなスタイルのまったくオリジナルの焼きそばを考えだし、小判型の銀色の皿 (ステンレス)に盛りつけ、紅生姜ではなく白生姜を添えて提供し、名称は当時の喫茶店で売られていたナポリタン (スパゲティ)に対して、『イタリアン』とネーミングしました。
現在、お店で使われている器はもともとお土産用に作られたもので、「小判型」で「高さのある」「冷めにくい」容器にしたいと考えられたものだそうです。
(新潟名物「イタリアン」のみかづき<資料館>より引用)
「お店の味をご自宅で」ということで、冷凍イタリアンが店頭およびオンラインショップで販売されています。
『フレンド』は細麺でひき肉が多めのミートソースが特徴でサイドメニューの餃子が名物です。『みかづき』がスパゲッティを意識してフォークで食べるのに対し、餃子に合わせて箸で食べるのが『フレンド』のイタリアンなのです。
現在のフレンドの餃子はにんにく不使用、また添加物を一切使用しない約30品目の食材で作られているそうです。しかし、販売当初はにんにく入りだったそうで、女性客がメインターゲットであるお店としては致命的でやはりお客様には受け入れ難かったそうです。それでも創業者には「ファーストフードだからといって食品添加物だらけの料理は提供しない、常にお客様の健康に留意して料理を提供する!」という考えがありました。餃子は様々な食材を詰め込むことができ、人間が健康であるために必要な食物の一日30品目を摂れる料理・・・それが、餃子という料理にこだわった理由なのだそうです。こうして試行錯誤された餃子は今ではお店を代表するメニューのひとつとなり、冷凍の「パーティーぎょうざ」としてお持ち帰り、お取り寄せが出来ます。
(フレンド調査隊より引用)
これまでは、お店の味をそのまま食べられるものをご紹介しましたが、自宅で調理できるものもご紹介します。
こちらは製麺会社から発売されているチルド商品です。新潟県内のスーパーで見かけたことのある方もいるかと思いますが、こちらも通信販売可能だそうです。自分で調理するのでアレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
さて、友人にはどれを送りましょうか・・・。
食べたことのないであろう『フレンド』の餃子にするか、お馴染みの『みかづき』の冷凍イタリアンか、それともチルドのイタリアンでオリジナルの味を楽しんでもらうか・・・。迷いますね~。
皆さんはどれを食べてみたいと思いましたか?
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